南朝鮮の「2022国防白書」を非難／朝鮮のウェブサイト

ウェブサイト・わが民族同士は26日、「『国防白書』発刊は何を示しているのか」と題した論評を配信した。

南朝鮮国防部は同16日に2022年版の国防白書を公表し、6年ぶりに朝鮮を「敵」と規定した。

論評はこれに対し、「われわれの尊厳と体制を全面否定し、外勢と手を組み北侵戦争を引き起こそうとする極めて危険で挑発的な対決シナリオ、戦争シナリオだ」と非難した。

また、米日南合同軍事演習など、朝鮮を標的として行われた最近の各種軍事演習に言及し、「このすべてが、北侵戦争の準備を一日でも早く進めるとともに、朝鮮半島情勢の緊張を激化させ、やがて機会を見て戦争の導火線に火を灯そうとしている」と指摘した。

論評は、南朝鮮国防部が「各種合同軍事演習を過去に比べて広範囲に、レベルを高めて行うと公言している事実は、敵対勢力の北侵戦争の狂気が、これ以上見逃せない限界ラインに達していることを明確に示している」とし、「われわれが敵対勢力の絶え間ない侵略行為に対処して国の防衛力、戦争抑止力を強化していることはどれほど正当で賢明なのかを実証している」と主張した。

そして、「『国防白書』の発刊は、南朝鮮軍部こそが情勢を戦争状況へと追い込み、朝鮮半島の平和を破壊している主犯だということをいっそう明確にした」と強調した。

（朝鮮新報）