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声援が力に、感謝の準優勝/第30回全国クラブラグビー

2023年02月21日 13:09 スポーツ

“千里馬の勇姿に心を打たれた”

応援に駆けつけた同胞たちと記念撮影をする千里馬の選手たち

大阪闘球団千里馬クラブ(以下、千里馬)が第30回全国クラブラグビーフットボール大会で準優勝の成績を収めた。大会期間(1月8~2月19日)、千里馬を応援しようと、各地から同胞や日本の友人らが応援に駆けつけた。千里馬の活躍は、各地の同胞たちに感動と勇気を与えた。(取材班)

刺激と勇気を貰った

決勝には多くの同胞たちが駆けつけた

1月8日に開幕した全国クラブラグビーフットボール大会。大阪府在住の趙清美さんは、千里馬の初戦(埼玉・熊谷)から現地に駆けつけ、関西弁でめいっぱい声援を送っていた。趙さんは千里馬の元マネージャーで、夫の高陽浩さんはかつて千里馬でラグビーをしていた。3人の息子は全員朝鮮学校でラグビーをしており、長男の高晃崇さん(高2)は大阪朝高ラグビー部の新・主将だ。趙さんは「少しでも千里馬の力になりたかった」と、大会期間は千里馬と共に各地を飛び回って声援を送った。福岡で行われた準々決勝は、息子の試合と日程がかぶり、惜しくも現地で応援することはできなかったが、常に千里馬を気にかけていた。趙さんは「準優勝は通過点だ」としながら「次こそは優勝してくれると信じている」と語った。

千里馬の選手たちは最後まであきらめずにたたかった

決勝には、京都から駆けつけた日本のサポーターもいた。

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