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女性同盟中央部長が講演/HOWS講座シリーズで

2023年02月20日 09:10 暮らし・活動

未来に向けた朝・日連帯運動を

18日、本郷文化フォーラムワーカーズスクール(HOWS)が主催する2022年度後期講座シリーズ「日本近現代と朝鮮・中国関係を考える」の第3回講座が本郷文化フォーラムホールで行われ、在日本朝鮮民主女性同盟中央本部の金才順国際部長が講師を務めた。

HOWS主催の講座シリーズ「日本近現代と朝鮮・中国関係を考える」の第3回講座が本郷文化フォーラムホールで行われた

本シリーズの講座は、日本と中国、朝鮮、アジア諸国人民の友好、連帯の在り方を探ることを目的としている。第1回目(昨年12月17日)は朝鮮大学校朝鮮問題研究センターの康成銀顧問が「中国・日本・朝鮮の近代化路線を考える-ウエスタン・インパクトにどのように対応したか?」というテーマで、第2回目(今年1月21日)は東京外国語大学の中野敏男名誉教授が「継続する植民地主義ということ-東アジアの近代について何を問題にしなければならないか?」というテーマで講義を行った。

第3回目では女性同盟中央の金才順国際部長が、「在日女性として生きて-これからの朝・日女性の連帯運動」と題して報告した。

金部長はまず、2019年の日朝友好女性訪問団の訪朝映像を通じて、参加者たちに朝鮮の発展像や朝鮮女性との交流シーンなどを見せた上で、「日本のマスコミ報道だけでは真実は伝わらない。現地を訪れ、人々と触れ合い、心の交流を通じて朝鮮を知ってほしい」と語りかけた。

講師を務めた女性同盟中央の金才順国際部長

つづいて、在日朝鮮人が日本で暮らすに至った歴史的経緯や、在日1、2世が歩んできた人生について言及。在日本朝鮮民主女性同盟の結成とその75年の変遷を振り返り、在日同胞の生活権や民族教育権の擁護、拡大に向けた女性同盟の闘いの歴史について語った。

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