同胞ラグビー初の「日本一」へ王手／千里馬クラブが決勝進出

全国クラブラグビー大会

千里馬クラブ（横縞のユニフォーム）が決勝に進出した

第30回全国クラブラグビーフットボール大会の準決勝が5日、パロマ瑞穂ラグビー場（愛知県）で行われ、社会人ラグビーチームの大阪闘球団「千里馬クラブ」が北海道バーバリアンズに23－20で勝利し、決勝進出を決めた。

強豪をねじ伏せる

千里馬クラブ

2014年以来、15回目の出場となった全国大会で準決勝まで勝ち進んだ千里馬クラブ。準決勝の対戦相手は、奇しくも９年前の全国大会１回戦で敗れた北海道バーバリアンズだった。

前半は「プラン通りの展開だった」（韓裕樹選手兼監督）という言葉通り、終始、千里馬のペースで試合が進んだ。相手チームのキーマンとして捉えた複数の外国人選手たちを素早いタックルで抑えこんだ。前半6分、相手の反則からペナルティゴール（PG）を選択。これを千里馬の呉尚俊選手（SO）が決め、先制点を挙げる。19分には