公式アカウント

「事故は人災」政府は責務を果たせ/長生炭鉱水没事故犠牲者追悼集会

2023年02月06日 10:02 歴史

3年ぶりに遺族ら参加

長生炭鉱水没事故81周年犠牲者追悼集会が4日、山口県宇部市床波の追悼ひろばで執り行われた。総聯山口県本部の李秀福委員長をはじめとする同胞、「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」(刻む会)のメンバーらなど日本人有志ら約180人が参加した。また、新型コロナの影響で一昨年から参加できていなかった遺族ら4人が、3年ぶりに南朝鮮から駆け付けた。

1942年2月3日、海底炭鉱である「長生炭鉱」の坑道で発生した落盤事故により、坑内に海水が浸水し183人の労働者が犠牲となった。そのうち136人が朝鮮人だったが、日本政府や企業はこれまで一切の謝罪や犠牲者の遺骨調査を行わずにいる。

第1部の追悼集会ではまず、バンド「ハルナユ」が、事故の犠牲者らをテーマに作った歌「カヂマヨ」を披露した。

黙とうがささげられた後「刻む会」の佐々木明美共同代表があいさつした。

Facebook にシェア
LINEで送る