公式アカウント

〈人・サラム・HUMAN〉バレーボール監督/カン・オクスンさん(77)

2023年02月05日 08:30 共和国

黎明体育団の女子バレーボール監督を務めるカン・オクスンさん(金日成賞桂冠人、人民体育人)は、朝鮮国内で女子バレーボールをリードしてきたバレー界の第一人者だ。

1960~70年代、朝鮮の女子バレーが全盛期だった頃に、国家代表として活躍した。

1946年に咸鏡南道で生まれたカンさんは、高身長だったことから中学生の頃に女子バレーの監督のオファーを受け、道の代表選手に選ばれた。

「初めのうちは、スポーツに興味がなく、選手を目指そうとも思っていなかった。でもある日、先輩が国際大会で優勝し、朝鮮の国旗をはためかせながら金メダルを胸に下げて朝鮮に帰ってきたときに、スポーツ選手への魅力を感じた」(カンさん)

これをきっかけに、バレーボールの練習に明け暮れる毎日を過ごし、得意技のアタックを武器にした攻撃型の選手へと成長した。

1962年から国家代表として世界バレー女子大会、オリンピックをはじめとする数々の国際大会に出場し、70年からは国家代表チームのキャプテンとして活躍した。

1975年に選手生活を終え、監督に。女子バレー選手の育成に集中しているカンさんは、「朝鮮の女子バレーを再び世界トップの地位に引き上げることが今の私の目標。必ず成し遂げたい」と語った。

【平壌支局】

Facebook にシェア
LINEで送る