豊山犬に関する文化、国家無形文化遺産に登録


朝鮮の国犬、豊山犬

朝鮮の文化省民族文化保護局が、朝鮮の国犬である豊山犬に関する文化を国家無形文化遺産に登録した。豊山犬に関する文化には、豊山犬の飼育と躾け、豊山犬を利用した狩りの慣習、豊山犬と関連した説話、豊山犬をテーマとした小説、映画、美術作品など複数の形態の芸術作品、豊山犬に関する学術研究と教育など多様な社会文化的活動などが含まれる。

朝鮮人民は古くから在来種の中から優れた種類の犬を狩猟に利用してきた。中でも、両江道豊山郡(現在の金亨権郡)地方の人々が優秀な狩猟犬を飼育、繁殖させ、山岳地方の特性や狩猟方法に合わせて品種を改良してきた。これが、豊山犬の由縁である。

豊山犬は山岳地帯、樹林帯の地形と気候に適応しており、典型的な狩猟犬の特徴を持っている。きわめて賢く、飼い主によくなつく一方、虎や狼などの猛獣をも恐れない勇猛な気質、圧倒的なパワーとスタミナを備えている。また、西洋犬に比べて体格は小さいが、大変すばしこいのが特徴。寒さや、病気への抵抗性も強い。

豊山犬は19564月に天然記念物に登録され、201411月に朝鮮の国犬として制定された。

朝鮮では、豊山犬の登録調査と品種評価、標準形態と生物学的特性に関する科学技術知識を普及し、純系種を増やすことを目的として、豊山犬品評会も頻繁に行われている。

【平壌支局】