朝鮮労働党中央委第8期第6回総会始まる/26日から金正恩総書記が報告
2022年12月29日 08:00 総書記の活動朝鮮中央通信によると、朝鮮労働党中央委員会第8期第6回総会が26日、党中央委員会の本部庁舎で招集された。
党中央委政治局の委任により司会を務めた金正恩総書記は、第8回党大会(2021年1月)以降、これまでの2年間、わが党が革命の10年間の闘争に匹敵する力に余る困難と挑戦に頑強に勝ち抜き、社会主義建設をより力強く、より幅広く進捗させてきた発展行路を概括し、その過程に収めた成果と進歩に対する科学的な分析および評価を下した。
総書記は、困難に満ちた道程で収めた成果とともに、最近の内外環境の特殊性を深く把握し、今後の国家活動の発展方向を明確にしたこと、これが2022年の試練の闘争を通じてわれわれが得た貴い経験になると述べ、困難の中で全てを忍耐して実際の前進を遂げた事実を大事な土台にして闘争方略を立てることについて強調した。
総書記は、党中央指導機関のメンバーが任された重い責務を深く自覚し、議案の討議で強い責任感と積極性を発揮することについて強調し、党中央委員会第8期第6回総会が自己の日程に入ると宣布した。
総会は、2022年度の主要党および国家政策の実行状況総括と2023年度の活動計画についてと、2022年度の国家予算実行状況と2023年度の国家予算案についてをはじめ、5つの主要議案を全員一致で承認した。
会議は、第1議案に対する討議に入った。
金正恩総書記が、第1議案に対する報告を始めた。
報告では、類例なく困難を極め、激烈であった今年の闘争を通じて、政治、軍事、経済、文化の各方面でわれわれの国力が強化され、党中央委員会第8期第4回(2021年12月)、第5回(2022年6月)の両総会が示した膨大な課題の実現において成果が収められ、進展が遂げられたことが言及され、この過程に蓄積された経験と教訓が全面的に、詳細に分析、評価された。
報告は、金属、化学、電力、石炭、機械などの基幹工業と建設、農業、軽工業をはじめ人民経済の各部門で2023年度に達成すべき重点目標と実行方途を明らかにした。
金正恩総書記は、27日の第2日会議で第1議案に対する報告を続けた。
総書記は報告で、2022年の闘争過程に科学、教育、保健医療をはじめ、社会主義文化建設の各方面で達成した成果と経験を拡大し、一連の深刻な欠点を克服するための原則と方途的問題に言及し、当該部門が党大会が示した目標の遂行のために新年度に徹底的に重視すべき諸般の重点課題を提起した。
総書記は、革命が深化し、時代が変遷することに即して人民大衆の思想文化、生活文化の領域で根本的な転換をもたらす問題、社会主義法の機能と役割を絶えず向上させ、順法気風を確立する問題、朝鮮式社会主義建設の固有で優れた生命力である大衆運動、社会的愛国運動をより力強く展開する問題を提起した。
報告では、朝鮮半島に造成された新しい形勢と国際政治情勢が分析、評価され、現在の状況で党と政府が国権守護、国益死守のために徹底的に堅持すべき対外活動の原則と対敵闘争方向が明示され、多変的な情勢波動に備えて2023年度に強力に推し進めるべき自衛的国防力強化の新しい中核目標が提示された。
報告ではまた、現在の国家活動全般の実態に対する解剖学的で科学的な分析があった。
28日の第3日会議でも、金正恩総書記が報告を続けた。
総書記は報告で、今年、党の活動と自らの強化において多くの変化をもたらし、進展を遂げたことについて総括し、党組織の戦闘力を絶えず増大させ、党の事業をより斬新に進めるべきであると強調した。
3日間にわたる報告について朝鮮中央通信は、わが国家の繁栄と人民の幸福のための遠大な理想を必ず実現しようとする確固たる意志と大胆で積極的な実践行動指針が反映されたことによって、総会参加者の熱烈な支持、賛同を受けたと伝えた。
会議では、経済建設と経済活動をはじめ国家活動の全般において早急に解決すべき対策的問題に関する金徳訓内閣総理の提議を聴取し、各部門の指導幹部の討論および書面討論があった。
金正恩総書記が行った歴史的な報告に提示された綱領的課題を貫徹するための決定書の草案について、研究および協議会を行う部門別分科が組織された。
総会は、第2の議案として組織問題を討議した。
総会の委任によって、第3の議案「2022年度の国家予算執行状況と2023年度の国家予算案について」の討議のための国家予算審議組が構成されて、文書草案の研究に入った。
会議は続く。
(朝鮮新報)