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〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 50〉悪酔いはいまだ、さらに醒めず/田中英光②

2022年12月12日 10:44 寄稿

この原稿を書いているさなか、サッカーワールドカップにて日本と南朝鮮各代表の決勝トーナメント1回戦敗退の報が届く。予選リーグで強豪国を打ち破った日本の勝利に猫も杓子も沸いた傍らで、何かと南朝鮮代表をおとしめる底意地の悪いコメントもあふれていた。何かの国際大会のたびに感じる相変わらず興覚めと不愉快の中で、田中英光「酔いどれ船」の次の一説を読んでいる。

『光の中に 金史良作品集』(講談社文芸文庫)。「天馬」が収録されている

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