境界超え連帯広げよう/朝鮮学校をテーマに映画上映
2022年10月04日 16:42 民族教育東京、ソウルで同時開催
朝鮮学校をテーマにした映画上映会「映画、朝鮮学校を語る」(主催=「朝鮮学校とともにする人びとモンダンヨンピル、一般社団法人モンダンヨンピル、後援=朝鮮学校「無償化」排除に反対する連絡会)が9月24、25日に東京とソウルで同時開催された。
この日、上映された作品は「ウリハッキョ」(2006、キム・ミョンジュン)、「60万回のトライ」(2013、パク・サユ、朴敦史)、「蒼色のシンフォニー」(2016、朴英二)、「差別」(2021、キム・ジウン、キム・ドヒ)など、2000年以降に制作された8編。コロナ禍でも朝鮮学校支援の輪をより一層拡大しようと企画された。東京・渋谷区での上映会には2日間で305人が来場した。映画上映の後には監督によるトークイベントも催された。
24日のトークイベントでは朴英二監督が登壇。キム・ミョンジュン監督、キム・ジウン監督、キム・ドヒ監督がソウルからオンラインで参加した。
これに先立ち「ウリハッキョ」と「蒼色のシンフォニー」、「4.24」(2022、朴英二)のテーマソングを歌った金嬉仙さん(朝鮮大学校教育学部卒業)が歌を披露。また「60万回のトライ」を手がけた朴敦史監督からのメッセージ映像が紹介された。