【速報】京都ウトロ地区放火、被告に懲役4年の実刑判決
2022年08月30日 11:10 権利在日朝鮮人が多く暮らす京都・ウトロ地区の家屋に火をつけたとして、非現住建造物等放火等の罪に問われた有本匠吾(奈良県在住、無職、23)の判決公判が30日、京都地裁であった。増田啓祐裁判長は懲役4年(求刑:懲役4年)を言い渡した。
被告は昨年8月30日、ウトロ地区の空き家にオイルをまいて火をつけ、計7棟を全半焼させたとされる。これまで「韓国人に対し敵対感情があった」などと事件の動機について述べており、被害者側弁護団などからは、被告の犯行が差別動機に基づいたヘイトクライムであると指摘されてきた。検察は6月21日の論告求刑公判で懲役4年を求刑していた。
(金紗栄)