「在日korean死ね」落書きで逮捕

日本社会や在日同胞を取り巻くニューストピックを週に一度、紹介する。

「在日korean死ね」落書きで逮捕

在日朝鮮人に対する差別落書きをしたとして、東京都豊島区在住の中村純子容疑者（59）が逮捕された。

容疑者は6月25日、自宅近くのダンス教室の看板に黒の油性マジックで「死ね」など、在日朝鮮人に対する差別落書きをしたほか、保育園の掲示板や喫茶店の柵などあわせて9ヵ所で同様の犯行を行った疑いがもたれている。

取り調べに対し容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているが、犯行動機は明らかになっていない。

厳罰化侮辱罪、7日より施行

侮辱罪を厳罰化した改正刑法が、7日より施行された。

これにより、刑法の中で最も軽かった侮辱罪の法定刑が引き上げられた。懲役刑が導入され、法定刑の上限に「1年以下の懲役もしくは禁錮」と「30万円以下の罰金」が加わり、公訴時効は1年から3年に延長された。

今回の法改正は、恋愛リアリティー番組に出演していたプロレスラーの木村花さん（当時22歳）が、ネット上で誹謗中傷を受け命を絶ったことがきっかけ。一方で誹謗中傷対策を口実に、言論弾圧や社会への監視・統制が強化されるなどの強い懸念の声もあがっている。

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