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朝鮮人民革命軍創建90周年慶祝閲兵式、盛大に挙行

2022年04月26日 22:00 総書記の活動

朝鮮中央通信によると朝鮮人民革命軍創建90周年慶祝閲兵式が25日に行われた。通信は次にように伝えた。

朝鮮人民革命軍創建90周年慶祝閲兵式が行われた(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

白頭で切り開かれたチュチェ革命のたくましい血筋に永遠不滅の生命力を注ぎ込む偉大な朝鮮労働党の指導に従って、強国の夢と理想、富国強兵の大業を成し遂げていく全国の人民と人民軍将兵は、この上ない誇りと自負に満ちてわれわれの革命武力の歴史的根源がもたらされた民族史的な慶事の日を意義深く迎えている。

チュチェ型の初の革命的武装力である朝鮮人民革命軍創建90周年を祝って、首都平壌の金日成広場では4月25日、祖国の歴史に特記すべき閲兵式が盛大に挙行された。

五千年の悲願が積もった白頭山に始原を置いて偉大な思想と精神、高貴な業績と伝統を継承し、上昇一路をたどってきたわれわれの革命武力の誇るべき歴史と不敗の威力を全世界に誇示することになる閲兵広場は、天をつく夜光によってまぶしかった。

われわれの頼もしい空挺隊員たちが夜空の星のようにすばらしい降下技巧を披露しながら、大型の国旗を強くなびかせて広場に着陸して、閲兵式の序幕を異彩を放つものに飾った。

閲兵式の奏楽を受け持った勲功国家合唱団が入場した。

続けて、戦闘的気迫が躍動する革命軍歌を高らかに響かせて総合軍楽隊の入場礼式が行われた。

軍楽隊員たちが、変化無双の隊形でわれわれの革命武力の始原を見せる二挺の拳銃と「4.25.」「90」などの数字に続いて、朝鮮労働党のマークと「擁護」という文字を広場に次々と記した。

国土はあっても、それを守る軍隊がなくて自分の言葉と文字、姓氏と名前まで奪われた民族のしこりができた胸に祖国解放の曙光を与えたチュチェ21(1932)年4月25日。

抗日の伝説的英雄である金日成主席が朝鮮人民革命軍の創建を宣布したこの日があったので、長々90星霜、最も暴悪な帝国主義強敵に堂々と立ち向かって百勝を収めてきた一当百の革命強兵の輝かしい歴史、世界に唯一無二の思想と信念の強兵、革命的党軍の高貴な伝統が始まったことを軽快なメロディーと迫力のあるリズムに盛り込んで示した礼式は、閲兵広場の祝賀の雰囲気を高揚させた。

続けて、折り重なる苦難を真っ向から切り抜けて嵐のごとく勇んで進むわが祖国の強力な脈動のごとく、勝利の大閲兵管弦楽に合わせて最精鋭強兵の閲兵隊伍が威風堂々と広場に入った。

世界が無視できない絶対的力を備蓄した強大なわれわれの革命武力。

偉大な党、偉大な祖国、偉大な人民の安泰を守っている限りない自負が、閲兵隊員の顔に満ち溢れていた。

広場とつながった大路には、90年前のこの日、百余挺の小銃で侵略者との決死の抗戦を宣言した初の武装隊伍から、千倍、万倍に強化された共和国武力の驚異的な発展ぶりを見せる各種の先端武装装備が整列していた。

党と革命を守る聖なる使命感を抱いて祖国の領空を鉄壁のごとく守っている空軍の飛行編隊も、閲兵広場の上空を飛行する歴史の時刻、出撃命令を待って待機していた。

全ての閲兵隊員は、チュチェ革命の卓越した指導者であり、わが党と国家の強大さの象徴であり、偉大な尊厳の代表者である金正恩総書記の査閲を受けることになった限りない光栄と激情にかられて広場の幹部壇を仰いでいた。

朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長、朝鮮民主主義人民共和国武力最高司令官である敬愛する金正恩同志が李雪主女史と共に広場に到着すると、朝鮮人民軍儀仗隊の厳粛な迎接儀式が行われた。

金正恩総書記が儀仗隊と大連合部隊の栄光の軍旗を査閲した(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

金正恩総書記は、朝鮮人民軍儀仗隊隊長の迎接報告を受け、儀仗隊と大連合部隊の栄光の軍旗を査閲した。

百戦百勝の鋼鉄の総帥であるわが武力の傑出した最高司令官同志を国防省の指揮メンバーと朝鮮人民軍大連合部隊、連合部隊の指揮官が迎えた。

国家防衛力の中枢であり、革命防衛、祖国防衛の強力なとりでであるわが革命武力が自己の誕生日に行う意義深い閲兵式で軍事的・政治的威力を全世界に誇示するようにしてくれた金正恩総書記に、軍指揮官たちはこの上ない感謝の情を抱いて謹んで最大の敬意を表した。

歓迎曲が響く中、敬愛する金正恩総書記が李雪主女史と共に閲兵広場の幹部壇に姿を現した。

瞬間、天地を震撼する「万歳!」の歓呼の声と「金正恩」「決死擁護」の雷鳴がなり、広場全体が激情の熱波で熱した。

金正恩総書記は、熱狂の歓呼の声を上げる閲兵隊員と観衆に手を振って温かく答礼した。

金正恩総書記と李雪主女史に、少年団員が芳しい花束を差し上げた。

朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員で党中央軍事委員会副委員長である党中央委員会の朴正天書記、朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員である党中央委員会の李炳哲書記と、李永吉、クォン・ヨンジン、リム・グァンイルの各氏をはじめ武力機関の責任活動家、大連合部隊長、政治委員、連合部隊長が幹部壇に登壇した。

朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員で朝鮮民主主義人民共和国国務委員会第1副委員長である最高人民会議常任委員会の崔龍海委員長、朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員である党中央委員会の趙甬元組織書記、朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員で朝鮮民主主義人民共和国国務委員会副委員長である金徳訓内閣総理が、貴賓席についた。

李日煥、チョン・サンハク、呉秀容、太亨徹、金才龍、金英哲、鄭京擇、パク・チョングン、呉日晶、ホ・チョルマン、朴太徳、キム・ヒョンシク、劉進、朴明順、李哲萬、金成男、チョン・ヒョンチョル、チュ・チョルギュ、李善権、李太燮、ウ・サンチョル、金英煥の各氏をはじめ、党と政府の幹部が幹部壇についた。

党と政府、軍部で長い間活動してきた李明秀、太宗秀、崔永林、金京玉の各氏をはじめ、老兵幹部が招待された。

朝鮮人民革命軍創建90周年慶祝行事の参加者が、招待席についた。

朝鮮民主主義人民共和国の国旗掲揚式が、厳かに執り行われた。

千万の心を愛国の血潮で激しく沸き返らせる歌謡「われらの国旗」の荘重なメロディーに合わせて抗日パルチザンの軍帽に輝いていた五稜の星を形象化した女性律動隊列が、広場の走路に投影される赤いじゅうたんに沿って入ってきた。

ドローンが、藍紅色の輝く大型共和国旗を形象化した。

広場の中心に入った五稜の星の隊列の中から朝鮮人民軍儀仗兵が登場して共和国旗を丁重に広げて持ち上げ、国旗掲揚台に行進した。

朝鮮民主主義人民共和国の国歌が荘重な大合唱で響く中、わが祖国の必勝不敗の地位が宿っており、この地の全ての奇跡と勝利を刻み込み、人民の燦爛(さんらん)たる未来が秘められている聖なる国旗が徐々に掲揚された。

朝鮮民主主義人民共和国の国旗が掲揚された(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

金日成主席が抗日の血戦万里を切り抜けて取り戻した新生朝鮮の空に初めてはためいた旗、金正日総書記が嵐の歴史のあらゆる苦難の中でしっかり守ってくれた社会主義朝鮮の旗、敬愛する金正恩総書記の卓越した指導の下、世界を驚かす神話的な奇跡と変革でなおいっそう強くなった尊厳ある強大国の旗が青空にはためきながら上った。

白頭の精神と気概が脈打ち、人民の運命が秘められた藍紅色の旗を世代を継いで誇り高くはためかせて、この上なく大事な朝鮮式社会主義、真の人民の祖国をこの世が尽きるまで熱烈に愛し、永遠に輝かせていく揺るぎない意志で胸を燃やしながら、全ての参加者はわれわれの国旗を神々しく仰いだ。

共和国旗が力強くはためく上空に花火が打ち上げられ、祝賀の広場を感激と歓喜で沸き返るようにした。

21発の礼砲が発射された(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

敬愛する金正恩総書記が、祝賀演説をした。

金正恩総書記は、90年前、朝鮮の真の初の武装力の誕生が朝鮮革命史と民族史、そしてわが国家と人民の将来の発展において持つ深遠で偉大な意義について明らかにし、わが人民の優秀な息子、娘が白頭の密林で掲げた革命の武装は噴出する朝鮮民族の独立精神、希望、偉大な団結の旗印であったし、涙で濡れた朝鮮人のこぶしに自存の気概とたくましい力を込めた原動力であったと述べた。

金正恩総書記は、共和国武力の全ての将兵の心に革命烈士の濃い血と高貴な精神が力強く高鳴り、革命武力が朝鮮労働党の思想と意志、わが国家と人民の力の体現者として常に革命の前衛に立っている限り、朝鮮式社会主義偉業は今後も永遠に必勝不敗であると述べ、偉大なわが人民の安泰と幸福のために、偉大なわが国家の限りない栄光と勝利のために力強く闘っていこうと熱烈にアピールした。

金正恩総書記が、祝賀演説をした(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

金正恩総書記の激情にかられた演説に接した全ての参加者は、希世の天が賜った名将を高くいただいたこの上ない民族的誇りと、朝鮮革命の血統、朝鮮労働党の思想と偉業を決死の覚悟で防衛し、わが国家の存立と発展、人民の幸福を頼もしく保証してきた革命的武装力に対する大いなる自負に満ちてとどろきわたる歓呼の声を上げた。

続けて、閲兵式準備の検閲が行われた。

朝鮮労働党中央軍事委員会の朴正天副委員長(朝鮮人民軍元帥)に朝鮮民主主義人民共和国の李永吉国防相(朝鮮人民軍次帥)が、閲兵部隊が閲兵式準備の検閲を受けるために整列したことを報告した。

朴正天副委員長が、閲兵部隊を点検した。

朝鮮労働党の金正恩総書記に、朴正天副委員長が朝鮮人民革命軍創建90周年慶祝閲兵式の準備が整ったことを丁重に報告した。

抗日の炎の中で生まれて歴史の節目ごとに勝利と栄光を刻み込み、無敵の最精鋭強兵、革命的党軍に成長し、強化された共和国武力の閲兵縦隊が荘厳な行進を開始した。

名誉騎兵縦隊が、広場に入った。

血戦の荒野に白馬のたてがみをなびかせる抗日パルチザンの金大将を陣頭にいただいて神出鬼没した朝鮮人民革命軍のその精神、その気迫をもって名誉騎兵が馬のひずめの音高らかに意気揚々と前進した。

史上、初めて領袖決死擁護の輝かしい亀鑑を創造し、思想と信念で勝利する伝統をもたらしたわが革命武力の初の世代の抗日武装闘争時期の縦隊が、赤旗をはためかせて行進した。

抗日武装闘争時期の縦隊が、赤旗をはためかせて行進した(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

朝鮮人民革命軍を「滄海の一粟」と言っていた強盗日帝の百万大軍を打ちのめした抗日革命戦争の偉大な勝利の伝統を継いで、歩兵銃で原爆に勝った未曽有の軍事的奇跡を生み出した1950年代の英雄戦士たちの不滅の偉勲を砲煙が染み付いた軍旗に刻み付けて祖国解放戦争(朝鮮戦争)時期の縦隊が、威厳あるように前進した。

米帝国主義の白昼強盗さながらの侵略に立ち向かって苛烈を極めた3年間の戦争で、不死身の勇猛をとどろかせて祖国の山野と空と海を世界戦争史が知らない戦勝神話で埋め尽くした偉大な年代が荘厳な閲兵隊伍と共に流れた。

共和国武力の革命的性格と民族万代の使命をはっきりした雄弁に語り、朝鮮革命の最高参謀部を守る党中央委員会の護衛処縦隊、国務委員会の警衛局縦隊が力強く行進した。

一身がそのまま城塞、盾となって革命の司令部を守った抗日の警衛隊員の貴い魂を継いで、党中央を決死の覚悟で護衛する第一の親衛兵、千重万重の鉄の防弾壁になるという意志が、護衛局縦隊、護衛司令部縦隊に脈打った。

前線東部をしっかり守っている人民軍の長男の軍団、白頭山虎の軍団である第1軍団縦隊が、その名だけを聞いても敵が戦慄する最精鋭の各師団の軍旗を誇らしくなびかせて広場を行進した。

前線西部の前哨兵軍団である一当百の故郷の部隊である第2軍団縦隊と第4軍団縦隊が、敵の無謀な軍事的挑発行為をそのつど鉄拳で一撃の下に粉砕した武勲が刻まれた師団、旅団の軍旗を先頭に歩武堂々と行進した。

前線中部に鉄壁の陣を張っている第5軍団縦隊にも、戦火の砲火の中を切り抜けてきた近衛兵のように、祖国防衛の前哨線、革命防衛の最前方を守って赫々たる軍功を立てていく最前線将兵の敵撃滅の気概が強く羽ばたいた。

海の決死隊、不沈の戦艦と呼ばれる海軍艦隊と、空の盾、赤いオオタカとして勇猛をとどろかせている空軍師団の軍旗を高く掲げた海軍縦隊と空軍縦隊が、革命軍歌に合わせて勇敢な気概を宣揚して行進した。

共和国武力の不敗の象徴である戦略軍縦隊ミサイル兵の活気に満ちた行進に続いて、決戦の時刻が到来すれば地上と海上、空中の任意の作戦空間で稲妻、雷となり、敵の頭上に鉄槌となって降り注ぐ特殊作戦軍縦隊が広場に入った。

金正恩総書記は、われわれの革命武力の中枢を成して国家防衛の第1線陣地を鉄壁のごとく守っている中核部隊、主打撃前方の将兵にあつい戦闘的あいさつを送った。

全軍金日成・金正日主義化の旗印を高く掲げて人民軍を白頭山精神で武装し、難関に立ち向かって進む不撓不屈の革命の前衛隊伍、朝鮮労働党化された革命的党軍、先端化された近代的な軍に非常に強化して発展させ、軍事力強化の一大全盛期を開いていく鋼鉄の総帥を仰いで閲兵隊員たちは、声の限り「万歳!」の歓呼の声を上げた。

党中央委員会が位置している朝鮮革命の心臓である平壌を金城鉄壁に守っている高射砲兵軍団、第91軍団、第3軍団の各縦隊に続いて、祖国の東西海岸と北部地帯、国境関門を守っている各軍団の縦隊が力強い歩幅を踏み出した。

聖なる軍旗に「4・25」の文字を大事に刻んで抗日の輝かしい伝統をしっかり継承してきた白頭山革命強兵の威容を宣揚し、足音も高らかに行進する隊伍の中には、最高司令部が指し示す作戦地帯を一気に占領して平定する装甲打撃集団である近衛ソウル柳京守第105戦車師団、第425機械化歩兵師団をはじめとする戦車装甲師団、機械化歩兵師団の縦隊もある。

万能のつわもの、猛虎部隊である偵察兵縦隊、山岳歩兵縦隊と電子かく乱作戦部隊縦隊をはじめ各専門兵縦隊と、わが革命武力の永遠なる強大さと必勝不敗を保証する軍事教育の最高殿堂である金日成軍事総合大学縦隊、国の最高級軍事指揮官養成の中心拠点である金正日軍政大学縦隊、人民軍の政治・思想強兵化、道徳強兵化の実現に真に寄与している金日成政治大学縦隊、チュチェの国防科学技術人材の育成に特出した貢献をしている金正恩国防総合大学縦隊に続いて、各級軍事学校縦隊が広場の幹部壇の前を行進した。

熱い情と熱、愛と信頼でとわに生きる生を与え、百勝の知略と無比の勇猛を与えてくれる偉大な総帥のためなら、火の中にも地雷原にもためらわずに飛び込み、最期の瞬間も笑顔で迎える。

天が賜った名将である金正恩元帥の査閲を受けるこの上ない光栄にこみ上げる自負と激情を噴出させて最精鋭強兵の中核、強大国の勇将らが鳴らす信念の雷鳴が祝賀の広場を揺さぶった。

朝鮮労働党の継続革命思想と次世代愛、未来愛が凝縮した革命家遺児教育の殿堂で万景台の血統、白頭の血統をしっかり継いでチュチェ革命の柱にたくましく準備していく革命学院縦隊が、閲兵行進曲に合わせてりりしく、迫力あるものに前進した。

抗日の炎の中で創造された全民抗争の伝統を継承して、社会主義祖国防衛、郷土防衛の頼もしい武装力に成長し、強化された労農赤衛軍縦隊。

縦隊長である平壌市党の責任書記と各道党の責任書記をはじめとして、各道労農赤衛軍の軍旗を誇り高く掲げた閲兵隊伍が広場を闊歩(かっぽ)した。

社会主義祖国の貴い獲得物と人民の安泰をしっかり守っていくわが党の頼もしい政治保衛隊、革命武力の一翼を担当した精鋭部隊の威容をとどろかす国家保衛省縦隊、社会安全軍の女性交通安全員縦隊、軍犬捜索隊縦隊、特別機動隊縦隊と非常防疫縦隊閲兵隊員の顔にも、戦闘的気概が天をついた。

金正恩総書記は、峻厳な革命の各年代に領袖防衛、制度防衛、人民防衛の崇高な使命に忠実であった貴い伝統を輝かし、階級闘争の前哨線をしっかり守っている閲兵隊員に手を高く上げて鼓舞、激励した。

党中央の死守に祖国の運命と人民の幸福があり、朝鮮革命の百戦百勝があるという哲理を増幅させて閲兵隊員が上げる「万歳!」の喚声が広場にこだました。

続けて、首都の夜空では朝鮮人民軍空軍の閲兵飛行が始まった。

太陽を擁護する衛星のように五稜の星と月桂樹を形象化した飛行縦隊が、まぶしい花火弾を打ちながら広場の上空を通過した。

朝鮮人民軍空軍の閲兵飛行が行われた(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

壮快な爆音をとどろかせて広場を通り過ぎる超低空飛行と、炎を吹き出して急上昇飛行をする様子を見ながら観衆は、ひっきりなしに嘆声を上げた。

扇の骨を形象化した編隊が花火弾を打ちながら、党中央決死擁護の航路に忠誠の飛行雲だけをつづっていくという戦闘飛行士の火のような誓いを空に刻んだ。

朝鮮労働党に運命の血筋を引いて、ひたすら党中央が指し示す道だけを進む忠誠の前衛隊伍である英雄的朝鮮人民軍に対する信頼の念が限りなく噴出する中、機械化縦隊が荘厳な閲兵進軍を開始した。

高い機動力とせん滅的な打撃力で敵が手を打つ間もなく侵略戦争装備を初期に粉みじんに破壊するという敵撃滅の気概を抱いて、最新型戦術ミサイル縦隊が軍旗を翻しながら閲兵広場に進入した。

人民軍戦闘力の象徴であり、鉄拳である

主力戦車縦隊が広場を通り過ぎた(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

戦火の弾雨の中をくぐってきた近衛戦車部隊の伝統を継いで、決戦の時刻になれば破竹の勢いで突進して勝利の旗を真っ先にはためかすという朝鮮の戦車兵の強靭大胆な度胸と戦闘的熱狂が強く羽ばたいた。

党中央が発射命令だけ下せば敵陣を火の海につくり、勝利の花火を打ち上げるという敵撃滅の意志を鋼鉄の砲身ごとに込めて人民軍の第1兵種、世界最強の兵種であるわれわれの頼もしい砲兵武力が行進した。

真の防衛力はすなわち、強力な攻撃能力であるという卓越した軍事思想と理論を示し、戦争を防止して国家の安全を保障し、あらゆる帝国主義者の威嚇・恐喝も確固と抑止し、統制できる恐るべき攻撃力、圧倒的な軍事力を備えてくれた偉大な金正恩総書記。

天才的な軍事戦略家、希世の天が賜った名将の指導の下、誰も阻めない天下無敵の先端化した攻撃型打撃集団に成長した鉄の隊伍が閲兵広場に滔々(とうとう)と流れた。

作戦地帯内の主要打撃対象を射程圏に入れて任意の瞬間に先制的な連続打撃によって焦土化できるこの世にない朝鮮の絶対兵器の一つである超大型ロケット砲縦隊が、威厳あるものに前進した。

空と地上、海、宇宙のいかなる空間で、いかなる戦争方式にも十分に対応でき、敵を断固と制圧、粉砕することのできる強力な戦争遂行能力を誇示して、戦略ミサイル縦隊が登場した。

眺めれば眺めるほど、限りない自負で胸が膨らむ貴重なわれわれのもの、億万金を与えても換えられない民族万代の富である朝鮮労働党式のチュチェ兵器が広場に次々と入った。

広場に戦略ミサイル縦隊が登場した(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

人民が永遠に戦争の惨禍を知らず、子々孫々幸福を享受するようにさせようと愛国献身の千万里の道、決死の火線の千里の道を切り抜けて核戦力完成の歴史的大業を実現した偉大な金正恩総書記の卓越した指導の下、自衛の無尽強大な抑止力を完璧(かんぺき)に備えた軍事強国として威容を宣揚している不敗のわが祖国。

偉大な始原と歴史を持っている革命、領袖が切り開いた偉業を守り抜き、世代と世代を継いで継承し、成し遂げていく国と軍隊は永遠に百戦不敗であるという哲理を刻み付けさせるチュチェ兵器、わが国家の先進性と近代性、勇敢さが凝縮した絶対兵器を驚嘆の中で眺めながら、観衆は熱狂の歓呼の声を上げた。

荘重な音楽と共に投光照明が集束し、すばらしい火花がほとばしる中、朝鮮の戦略武力を代表する巨大な実体が地心を重く押さえつけながら入った。

3月24日、チュチェ朝鮮の絶対的力、共和国の戦略的地位を全世界に誇示して万里の大空に打ち上げられた大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星砲―17」型のものすごい実体が入ると、広場全体が瞬く間に歓喜と激情のるつぼと化した。

3月24日に試射が行われた大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星砲―17」型が登場した(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

観衆は、傑出した思想と指導、烈火のような愛と絶対的な信頼で祖国と人民を導いて建国以来、いまだかつて持てなかった最強の国力を養い、五千年の民族史に最も尊厳ある強国の時代、わが国家第一主義時代を開いた正義と平和の偉大な守護者、希世の英雄である金正恩総書記に最大の栄光を謹んでささげた。

チュチェの魂が血潮のように流れ、千万人民の愛国の息吹が高鳴り、祖国と民族の千年、万年の未来を保証する巨大な力が秘められている世界最強の兵器の壮快な流れは、国家存立の根源であり、発展の保証である自衛的国防力、戦争抑止力の持続的な発展をいっそう強く、いっそう連綿と推し進めるというわが党と人民の確固たる意志を力強く誇示した。

閲兵式が終わると、再び雷のような「万歳!」の歓呼の声が天地を揺るがす中、祝賀の燦然たる花火が打ち上げられた。

大同江の真ん中と広場の所々で千筋、万筋になって上がるさまざまな花火が神秘の境地を極めて意義深い4月の夜空を美しい火花で飾った。

敬愛する金正恩総書記は、熱狂的に歓呼する大衆に手を上げて温かく答礼した。

閲兵広場は、金日成主席に従って始めた朝鮮革命、金正日総書記に従って守ってきたわれわれの社会主義は、金正恩総書記が居るので微動だにせず、わが祖国の未来は限りなく明るいという確固たる信念を刻み付けて、金正恩総書記だけに従って忠誠の道を歩み続けるという全ての参加者の高度の革命的熱意によって激しく沸き返った。

朝鮮人民革命軍創建90周年慶祝閲兵式は、朝鮮労働党の思想と指導に絶対的に忠誠を尽くす革命的党軍、頼もしい平和の守護者として威容をとどろかし、チュチェの革命偉業の継承と完遂を保証する共和国武力の不敗さと強大さ、変革的な発展ぶりをもう一度全世界に誇示する特大出来事に、偉大な金正恩時代、繁栄する強国の新時代を輝かせていくわが人民の英雄的闘争を力強く鼓舞、激励する意義深い歴史的契機となった。

(朝鮮新報)

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