〈時事エッセー・沈黙の声 22〉歴史歪曲で戦争体制へ進む日本/浅野健一


政府見解で教科書から加害史を抹消

日本政府は、約9年間権力を握った歴史改竄主義者の安倍晋三元首相の在任中である2006年に教育基本法に初めて「愛国心」を入れる改悪を強行した。14年には教科書検定基準を改悪し、政府見解に基づいた記述を求める規定を加え、菅義偉前首相は昨年4月、「従軍慰安婦」を「慰安婦」に、「強制連行」は「徴用」「動員」とするのが適切とする閣議決定を行い、これが政府の統一見解となった。次年度の教科書検定申請の直前の決定だった。これを受け、教科書会社8社が昨年9~12月、既に検定に合格していた高校と中学の教科書計44点で、「日本本土に送られた」などと記述の「訂正」を行った。

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