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企画展「在日朝鮮人美術史に見る美術教育者たちの足跡」/京都で

2022年04月02日 12:19 歴史

在日朝鮮人の歴史、関連性から探る

朝鮮学校の美術教育者にフォーカスした企画展示「在日朝鮮人美術史に見る美術教育者たちの足跡」(主催=版画運動新聞を読む会)が3月18日~21日と同25日~27日にかけて、京都市の同志社大学寒梅館で開催された。

企画展示「在日朝鮮人美術史に見る美術教育者たちの足跡が京都市の同志社大学寒梅館で開催された。(写真はいずれも白凛氏提供)

在日朝鮮人美術教育者の足跡を広く共有し、在日朝鮮人美術史と文化や教育の関連性を探る目的で開催された同企画展。会場には、1949年に開校した神戸朝鮮中学校(現在の神戸朝高の母体)など60年代まで兵庫地域の朝鮮学校で美術教員を務めていた青山武美さん(1908-1980)と当時の朝鮮学校生徒らの版画作品のほか、同氏の教え子で後に美術教員となり、京都における在日朝鮮人文化活動の活発化に寄与した河相喆さん(85、京都中高第1期生)が手掛けた文集(60年代の京都中高生徒らによるもの)など全65点が展示された。

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