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金正恩総書記が国家宇宙開発局を現地指導

2022年03月10日 07:26 総書記の活動

偵察衛星開発・運用に関する目標を提示

10日発朝鮮中央通信によると、金正恩総書記が国家宇宙開発局を現地で指導した。

金正恩総書記が国家宇宙開発局を現地指導した(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

朝鮮労働党中央委員会の劉進部長、朝鮮労働党中央委員会の金正植副部長が同行した。

金正恩総書記を現地で、国家宇宙開発局と国防科学院の指導幹部が迎接した。

金正恩総書記は、国家宇宙開発局の指導幹部から朝鮮労働党第8回大会と朝鮮労働党中央委員会第8期第4回総会が示した宇宙国防科学技術目標を達成するための科学研究および開発実態について具体的に聴取した。

金正恩総書記は、衛星搭載型光学撮影装備と映像送信機をはじめデータ送受信通信装備、各種のセンサーおよび装置の開発および準備実態を調べ、最近、国家宇宙開発局が行った重要実験結果について報告を受けた。

金正恩総書記は、最近行った重要実験を通じて、航空宇宙写真撮影方法、高分解能撮影装備の動作の特性と画像データ伝送系統の信頼性を実証したことについて大きな満足の意を表した。

金正恩総書記は、重要実験を通じて地上の特定地域を試験撮影した垂直および傾斜撮影高分解能画像データを見ながら、画像合成処理技術と多量のデータ通信処理能力、操縦指令システムの正確性、通信暗号化技術など、国家宇宙開発局が最近、党の宇宙開発政策を体して達成した成果を高く評価した。

金正恩総書記は、第8回党大会が示した国防力発展5大重点目標の達成で偵察衛星開発の分が大変重大であると述べ、国家の戦争抑止力を向上させ、戦争対処能力を高める上で偵察衛星が持つ戦略的意義について再び明らかにした。

金正恩総書記は、偵察衛星開発のための活動は単なる科学研究活動や偵察情報収集手段の開発である前に、われわれの自主的権利と国益守護であり、堂々たる自衛権の行使であると同時に、国威の向上になると述べ、わが国家の戦争抑止力を向上させて国の戦争対処能力を完備するための急務であるこの事業は、わが党と政府が最も最重大事とする政治的・軍事的な先決課題、至上の革命課題であると語った。

そして、宇宙科学研究部門と国防科学研究部門の活動家と科学者、技術者がわが党の宇宙開発および国防発展政策を体して一致団結し、緊密に協同、協力しながら、党中央が定めた期間内に朝鮮式の偵察衛星の開発を立派に完遂することについて強調した。

金正恩総書記は、進行中の宇宙科学研究院と宇宙環境実験基地の建設問題も調べた。

金正恩総書記は、わが国家が掲げた宇宙征服の高い科学技術上の目標を達成するためには、宇宙科学研究部門の物質的・技術的土台をしっかり構築することが何よりも重要であると指摘し、宇宙科学研究部門が持続的に強化され、発展するように国家的な援助を強化し、重要措置を検討してみなければならないと述べた。

金正恩総書記は、朝鮮半島と周辺の地域で強行される米帝国主義侵略軍隊とその追随勢力の反朝鮮敵対的軍事行動の性格を徹底的に監視、鑑別し、状況管理能力を高め、当該の状況に応じて国家武力の迅速な対応能力を向上させるのは、わが党が重視する国家防衛力強化に関する戦略的・戦術的方針であると述べ、これを貫徹するための5カ年計画期間の偵察衛星開発、運用に関する目標を打ち出した。

金正恩総書記は、軍事偵察衛星の開発と運用の目的は南朝鮮地域と日本地域、太平洋上での米帝国主義侵略軍隊とその追随勢力の反朝鮮軍事行動情報をリアルタイムで朝鮮武力に提供することにあると指摘し、このために5カ年計画期間内に多量の軍事偵察衛星を太陽同期極軌道に多角配備して、衛星による偵察情報収集能力をしっかり構築するという国家宇宙開発局の決心をわが党中央は全的に支持すると述べた。

金正恩総書記は宇宙、国防科学研究部門が党中央の戦略的企図を貫徹するための科学研究闘争へ総決起し、決死の覚悟で奮闘することで、党と革命に限りなく忠実な国防科学集団としての英雄的気質をあまねくとどろかすとの大きな期待と確信を表明した。

 

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