連浦温室農場の建設着工式/金正恩総書記が演説
2022年02月19日 07:47 総書記の活動朝鮮中央通信によると、金正恩総書記の参席の下、連浦温室農場の建設着工式が18日、行われた。
朝鮮式社会主義建設の全面的発展を早めるための雄大な青写真を示した朝鮮労働党中央委員会第8期第4回総会の決定、手配によって、咸鏡南道咸州郡連浦地区に大規模の近代的な温室農場が建設される。
人民の文明と福祉増進を最高の活動原則としている朝鮮労働党は、全国的範囲で近代的で実利のある温室農場を大々的に建設して人民の食生活を向上させることを政策化し、連浦温室農場の建設を2022年度の主要国家建設政策課題の中の最優先的な課題とし、温室農場の建設で多くの経験を積んだ人民軍部隊に栄えある任務を下達した。
金正恩総書記が、着工式に出席した。
朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員である党中央委員会の趙甬元組織書記と朝鮮労働党咸鏡南道委員会のリ・ジョンナム責任書記をはじめとする咸鏡南道内の活動家と勤労者が、着工式に参加した。
李永吉、金正官の両氏をはじめとする武力機関の活動家と軍人建設者が参加した。
着工式が宣言されると、朝鮮民主主義人民共和国国歌が荘重に奏楽された。
金正恩総書記が、感動的な演説を行った。
金正恩総書記は、首都市民の住宅問題の解決において大きな意義を持つ2022年度の1万世帯建設を始めたのに続いて、咸興市と咸鏡南道人民の生活に多くの足しになる大規模温室農場の建設を着工することになった喜びを披歴し、党と国家の最重大建設政策課題の成功裏の実行のために、連浦戦線に集結した人民軍軍人と建設活動家らに戦闘的敬礼を送った。
金正恩総書記は、国の重要な工業都市、科学都市である咸興市と咸鏡南道の人民の野菜保障問題をいつも重大事項として関心を払ってきた党中央は数年前からここに近代的な温室農場を建設することを構想し、計画的に推し進めてきたと述べ、連浦温室農場建設の意義と重要性を明らかにした。
金正恩総書記は、連浦温室農場をわが国で最も大きくて近代的な温室農場、先進的な農業技術を普及する実物教育農場、朝鮮式農村文明創造の新たな拠点、住みよくて働きよい社会主義文化農場に建設すると同時に、これを基準、烽火にして国の全般的農村の発展をいっそう強力に、確信をもって推し進めようとする党中央の構想について強調し、建設を力強く進める上で提起される課題と方途を提示した。
金正恩総書記は、人民の家々に浮かべられる明るい笑みを描き見ながら、それによってより富強になる祖国の明るい未来を見通しながら力を出して、人民のための創造物を一日も早くうち建てることをアピールするとともに、勇敢な人民軍将兵が革命軍隊の戦闘的気質を余すところなく発揮して党の命令を立派に実行するとの期待と確信を表明した。
着工式では、朝鮮人民軍のキム・ミョンシク、キム・グァンヒョクの両将官が決意討論を行った。
両討論者は、最高司令官の偉大な心の呼び掛けに接した全ての軍人建設者の胸は党中央の構想を貫徹するための誇らしくて栄えある闘いで、革命的党軍の必勝の気概を余すところなく宣揚するという火のような熱意に満ちていると述べた。
また、仲坪地区に近代的な温室農場をうち建てたその勢い、その気迫をもって再び奇跡創造の熱風、連浦熱風を激しく巻き起こすという揺るぎない意志を表明した。
両討論者は、全ての軍人建設者の一様な誓いをこめて連浦地区の全ての創造物を新しい時代の農村振興のモデル、わが党の人民大衆第一主義政治の象徴に立派に建設して、党中央に忠誠の報告、勝利の報告をささげることを固く誓った。
金正恩総書記は、連浦温室農場の建設着工式を記念して、自ら建設の最初のくわ入れを行い、直接発破ボタンを押した。
瞬間、大規模温室農場の建設開始を知らせる壮快な爆音が響き渡った。
大地を揺るがす雷鳴に続いて、着工を祝う祝砲弾が次々と発射された。
金正恩総書記は、全ての軍人建設者が党の呼び掛けにいつも完璧な実践で応えてきた決死貫徹の闘争精神、闘争気概で今日の建設大戦でも、党の構想と政策の徹底した実行者、人民の幸福の創造者としての栄えある使命と本分を全うしていくものとの確信を表明し、温かく激励した。
(朝鮮新報)