公式アカウント

短編小説「魚のために道をひらこう」10/陳載煥

2022年02月25日 06:29 短編小説

あわてたテソンは、ジュンハの枕元にひざをつき、自分の冷たい手をジュンハのひたいにそっと当ててみた。ひたいは焼けるように熱かった。

「だいぶ熱があるんですね……」

Facebook にシェア
LINEで送る