子どもたちのために一丸/各地で民族教育支援のための取り組み
2022年01月19日 11:42 民族教育新たな遊具を寄贈/岡山初中オモニ会
岡山初中に昨年12月、新しいブランコが寄贈された。1月7日、寄贈式が同校で行われ、児童・生徒・園児らと教員、保護者たちが参加した。
同校では半世紀以上にわたり運動場に設置されていたブランコの老朽化による子どもたちの安全が懸念事項となっていた。この問題を解決するため、教育会では昨年11月中旬から新しいブランコを設置するための事業に乗り出した。
今回、新しいブランコを設置するための費用はオモニ会が捻出。教育会やアボジ会、同胞業者の協力もあり、ブランコは昨年12月27日に運動場に設置された。
寄贈式ではオモニ会会長が目録を読み上げ、秋剛鎬校長を伝達した。その後、参加者全員で記念撮影をした。
同校では来年度も、ブランコのほかに老朽化した遊具を一新することを計画している。今後もオモニ会やアボジ会、教育会をはじめとした同胞らが力を合わせ、子どもたちにより良い環境を整備していく考えだ。【岡山初中】
物品販売で財政支援/女性同盟兵庫・尼崎西支部
女性同盟兵庫・尼崎西支部では昨年、物品販売事業を通じた学校財政支援を力強く展開した。
女性同盟支部のメンバーたちは長期化するコロナ禍の中でも学校のために奮起。夏には冷麺を20年度の2倍、年末には役員たちが手作りした「チゲ用味噌」765㎏販売し、約100万円の収益を得た。収益金は昨年12月24日尼崎初中に贈られた。
尼崎西地域では現在、女性同盟支部のほか、総聯支部や地域青商会をはじめとした各団体が力を合わせ、学校支援事業に積極的に取り組んでいる。来る4月10日には学校チャリティーコンサートも開催する予定だ。【女性同盟尼崎西支部】