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〈第53回学生中央芸術コンクール〉作品に込めた思い②広島初中高舞踊部

2021年11月26日 09:13 文化

在日本朝鮮人中等教育実施75周年記念第53回在日朝鮮学生中央芸術コンクール( 11月3~4日、都内各施設)では、各地の朝鮮学校生徒たちが声楽、民族器楽、洋楽器、舞踊の4部門で全103演目を披露した。各部門で金賞に輝いた学校の生徒や指導員の喜びの声、作品に込めた思いを4回にわけ紹介する。

人間性育んだ貴重な経験

広島初中高舞踊部は、高級部で3作品(創作群舞と重舞、独舞)、中級部で1作品(創作重舞)の全4作品で今コンクールに挑み、結果オール金賞の成果を残した。

広島初中高舞踊部は、全4作品でコンクールに挑み、結果オール金賞の成果を残した。(写真は高級部)

「金賞と聞いて純粋に嬉しかった」と黄由紀主将(高3)。しかし、ここまでの道程は決して順風満帆ではなかった。

まん延するコロナの感染状況から、各地で発表会を分散開催する形式がとられた昨年。今回2年ぶりにコンクールの開催が決まったという知らせを受け、同校舞踊部では中高級部ともに、参加するか否かの最終判断を部員たちに託したという。

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