生野初級創立30周年記念し、全校児童・園児らと金剛山歌劇団が合同公演/同胞、日本市民ら約1千人が観覧
2021年11月02日 10:29 民族教育未来切り開く、新たな契機に
生野初級創立30周年を記念して、同校の全校児童・園児らと金剛山歌劇団による合同公演「礎・継承・未来へ!」(主催=生野初級創立30周年記念事業実行委員会)が10月31日、大阪市の大阪国際交流センター大ホールで行われた。
会場には、総聯大阪府本部の夫永旭委員長、金剛山歌劇団の金正守団長、金剛山歌劇団全国後援会の許敬子副会長、生野初級創立30周年記念事業実行委員会の崔仁実行委員長、「チョソンハッキョを楽しく支える生野の会」の長崎由美子代表、生野初級の梁学哲校長をはじめとする同胞、日本市民ら約1千人が訪れた。
東大阪第1初級、第3初級、第5初級の3校が、生野初級として新たなスタートを切った1991年。それから今年で30周年を迎えた。同校では、2017年以降、ICT教育の実施や冷暖房の設置、園舎の補修工事など、より良い学習環境を整備するための「5ヵ年計画」を推進してきた。
この「計画」のラストイヤーとなる今年度は、「30年の年輪を重ねた校舎のリニューアルプロジェクト」として、老朽化が進む校舎屋上の防水、外壁補修と修理を実施。また記念事業実行委らを中心に、募金運動も精力的に展開してきた。
今回学校チャリティーとして行われた金剛山歌劇団とのコラボ公演は、記念事業の一連のプロジェクトを終え、30周年の節目となる今年を「子どもたちの未来を切り開く、新たな契機にしよう」と開催された。