地下超塩水による製塩スタート/元山製塩所で
2021年11月09日 15:44 経済東海岸では初
元山製塩所(江原道)が地下超塩水による製塩を開始した。労働新聞7日付が報じた。
地下超塩水とは地下にある濃度の高い塩水のこと。水1リットルあたりに溶解している塩(鉱物質含有量)が50グラム以上で、海水の数倍の濃度を持つ。地下超塩水による製塩方法は、塩田に海水を導入し、水分を太陽の熱や風で蒸発させて食塩を結晶させる天日製塩と比べて、生産量が2~5倍にも及ぶ。したがって生産周期と原価を大幅に低減させることができる。