〈ここにも同胞の名店・東京〉そんちゃんキンパ
2021年10月20日 14:40 ここにも同胞の名店 暮らし・活動そんちゃんキンパ
店舗紹介
「そんちゃんキンパ」が営業するのは、JR阿佐ヶ谷駅北口から徒歩2分の場所にある「キムチ工房 伽倻」。水、土、日曜日にお店を借り営業している。21年3月に杉並区・今川のシェアキッチン「ooen」でテイクアウト専門店としてオープン、同年8月末に東京朝鮮第九初級学校のある杉並区・阿佐ヶ谷の地に拠点を移し、かねてより要望の多かったイートインサービスを開始した。
店内に足を踏み入れると、まず目に入るのがコの字型の大きなカウンター。座席は12席あり、おひとりさまからグループまで利用しやすく、スタッフと会話を楽しんだり自然とお客さん同士の交流が生まれることもしばしば。
「そんちゃんキンパ」で提供する料理は、素材にこだわりすべて手作り、誰にとっても食べやすい優しい味付けを心掛けている。
店の看板商品であるキンパのラインナップは、牛肉をはじめとする6種の具材が入ったオーソドックスな「そんちゃんキンパ」、シソがアクセントの 「8種の野菜ソーセージキンパ」、キムチをまぶしたご飯ととろけるチーズが相性抜群「キムチーズキンパ」の3種類。
もちろんそれぞれ単品注文も可能で、サムギョプサルや唐揚げに絡んだ甘辛ソースが後を引く美味しさのヤンニョンチキンはおつまみにもおすすめ。春雨とたっぷり野菜の歯ごたえが楽しいチャプチェは辛みを入れておらず小さなお子様でも安心して食べられる。
季節限定メニューも提供している。
テイクアウトでは、キンパを「ファミリーセット」としてまとめ買いすれば、お好きなキンパ3本、ヤンニョンチキン(大)、チャプチェ(大)、キムチ付だ。キンパや弁当の大量注文も受け付けており、個人から東京都各学校のバザーや学校給食まで注文が相次いでいる。「お客さんのリクエストになるべく応えていきたい」と店主の金仙順さん。
金仙順さん(47)は東京朝鮮第九初級学校で非常勤講師として音楽講師を務めており、本格的に飲食業をはじめたのは2021年3月から。開店時からともに働く安朋美さん(45)とは第九学区のオモニ会で出会った。未経験からのオープンはかんたんなことではなかったが二人で商品開発から提供に至るまで研究を重ね、納得のいくまで試作をした。移転して数か月、訪れる客層について「20歳の時から講師として勤めお世話になっている阿佐ヶ谷の地で店をはじめて、地元の人々はもちろん、かつての教え子たちや元同僚、同級生など懐かしい面々が訪ねてくれる」とし、「これからもお客さんのニーズに応え、研究を重ねていきおいしい料理を提供していきたい」と語った。
基本情報
店名 : そんちゃんキンパ
住所 : 〒166-0001 東京都杉並区阿佐谷北1-3-6
営業時間 : 水曜、土日 11:30~19:00 ※完全予約制
電話番号 : 090-1454-3963
instaglam : https://www.instagram.com/sonchan_kimpap/
LINE公式アカウント : https://page.line.me/?accountId=540qhyky
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