「学習田」で豊作、子どもたちが秋の収穫/長野初中
2021年10月28日 16:50 民族教育長野初中の生徒たちが9月29日、同校の「学習田」で稲刈りを行った。
甚大な洪水被害にあった朝鮮を支援する目的で、同校では1995年から、朝鮮の自主的平和統一を支持する松本市民会議(日朝市民会議)をはじめとする日本の有志たちとともに米を育ててきた。日本政府の「独自制裁」によって「万景峰―92」号の入港が禁止され人的・物的交流がままならない中でも、日本人士たちは子どもたちが田植えから稲刈り、脱穀まで一連の体験を通してさまざまなことを学べるよう「学習田」として畑を整えている。
今年は昨年よりも豊作で、皆が一丸となって稲刈りに臨んだ。
10月14日には中級部の生徒たちが脱穀作業を行い、真っ白な新米ができあがった。この日はサツマイモ堀りも行われた。
(鳳)