茨城初中高グラウンド人工芝建設計画が大詰め/クラウドファンディングを推進
2021年10月27日 10:15 民族教育よりよい教育環境、新たな地域交流の場を
茨城初中高(水戸市)グラウンドの人工芝建設計画が進められている。
この計画は茨城県青商会メンバーを中心に構成された「茨城朝鮮初中高級学校運動場人工芝化PROJECT推進委員会」によって、2018年10月にスタート。長年、水はけの悪さなどが懸念事項となっていた同校グラウンドの質を改善し、児童・生徒たちのためによりよい教育環境を整備することが第一の目的だ。
一方、人工芝化したグラウンドを幅広く活用することで、学校を地域住民の交流の場、地域貢献の場にすることも目指す。グラウンドは同校の行事・部活動の使用が優先されながらも、学校が利用しない時間帯には少年団(小学生)の公式戦会場やトレーニング、キッズイベントやスポーツイベントの会場として貸し出す予定だという。
約3年にわたり行ってきた計画が大詰めを迎える中、推進委ではより幅広い人たちにプロジェクトを知らせ、関心・協力を募るために10月10日からクラウドファンディングを開始。目標額は250万円。募集期間は11月30日までとなっている。
推進委ではこのプロジェクトがより広く認知され、茨城朝鮮初中高が子どもたちにとって素晴らしい教育環境になり、また「水戸の新しい共生・交流の拠点」になるべくまい進していきたいとし、幅広い協力を呼びかけている。プロジェクトの詳細確認と支援は専用ページ(https://camp-fire.jp/projects/view/497353)から行える。(根)