短編小説「幸福」18/石潤基
2021年09月11日 07:43 文化・歴史しばらく息をついた僕は言葉を続けた。
「玉珠さん、いつか機会があったら、僕がなぜ、そのとき変な顔をしたのかお話しましょう。遠からずそんな機会も来るでしょう。きっと来ますとも」
僕の謎のような答えを聞くと、彼女はいっそう訳がわからないというふうに、首をかしげるのであった。
しばらく息をついた僕は言葉を続けた。
「玉珠さん、いつか機会があったら、僕がなぜ、そのとき変な顔をしたのかお話しましょう。遠からずそんな機会も来るでしょう。きっと来ますとも」
僕の謎のような答えを聞くと、彼女はいっそう訳がわからないというふうに、首をかしげるのであった。