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〈超越、前人未到〉新生・大阪朝高ラグビー部(下)

2021年09月18日 09:37 スポーツ 主要ニュース 民族教育

泥臭く、前へ

今年1月に行われた「第100回全国高等学校ラグビーフットボール大会」で、第89回大会(09年度)、第90回大会(10年度)以来となる「花園」3位の結果を収めた大阪朝高ラグビー部。3月末、第6代監督の権晶秀さんが退任し、4月から文賢さん(32)が第7代監督に就任した。新体制の下、日々練習に取り組む「新生・大阪朝高ラグビー部」の現在を紹介する。

今年度の大阪朝高ラグビー部(提供=同部)

忘れない2敗

今年の春の総体で2敗を喫し、ノーシードで「花園」府予選に臨むこととなった大阪朝高ラグビー部。チームの中心として同部を支えるのが、主将の韓晃康さん(高3)、副主将の文銘一さんと趙廣來さん(高3)だ。

昨年度、韓さんは「花園」の全試合で先発出場し「全国」3位に貢献。副主将の2人も年間を通してコンスタントに試合に出場し経験を積んだ。

左から、趙廣來さん(副主将)、韓晃康さん(主将)、文銘一さん(副主将)

「花園」敗退後、新チームが発足してからは昨年度の高3が毎日部活動に顔を出していたこともあり、「強度と質の高い練習ができていた」(文銘一さん)。しかし、

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