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原発処理水放出問題めぐり/国際問題研究院研究者が非難

2021年06月16日 10:00 対外・国際

“人類を脅かす危険な環境破壊”

朝鮮中央通信は7日、「人類を脅かす危険な環境破壊犯罪国家」と題した国際問題研究院の研究者・鄭元柱氏の文を配信した。同氏は日本政府による東京電力福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出がいかに危険かを明らかにしている。内容は以下の通り。

先日、福島原発の付近で放射性廃棄物と疑われるコロイド物質が発見され、その近くにある排水路で濃度の高い放射能が検査、測定され、改めて国際的非難を招いている。調査の結果、コロイド物質が放射性廃棄物の外部漏出によるものであることが確認され、その一部が雨水に流されて海に流れ込んだかもしれないという疑惑が提起された。にもかかわらず、日本側は今回の漏出事故が環境には影響を及ぼさなかったと強弁し、汚染水の海洋放出の決定を撤回する考えを示していない。

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