自衛隊めぐる改憲策動を非難／朝鮮中央通信社論評

“再侵略国家実現を企図”

朝鮮中央通信は19日、菅首相が憲法9条への自衛隊明記を含む改憲を目指す立場を明らかにしたことを非難する論評を配信した。

菅首相は憲法記念日の3日、改憲派の集会に寄せたビデオメッセージで、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ大災害などの時に内閣が国民の権利を一時的に制限する「緊急事態条項」や、憲法9条への自衛隊明記を含む自民党「改憲4項目」の実現をめざす考えを示した。また菅首相は同日、新聞のインタビューで、「自衛隊の位置づけはしっかりすべきだ」などと発言した。