【投稿】母校の60周年に想う
2021年04月30日 08:56 民族教育4月25日、滋賀初級創立60周年記念式典が無事に終わった。
「びわこりあんぷろじぇくと」と名付け、足掛け2年半のあいだ母校の創立60周年事業に携わってきた私は感慨深く行事の余韻にひたっていた。
1部の式典では2年間の実行委員の報告に校長のあいさつ、滋賀県知事の祝辞、来ひんたちや功労者のスピーチ、元校長先生の当時の学校建設秘話など、舞台上ではさまざまな人びとが思い思いの60周年を振り返り、そして語った。
壇上から発せられた一つひとつの言葉には、格式ばった美辞麗句、政治的なスローガン、ありきたりの社交辞令など何一つなかった。ウリハッキョと真正面から向き合い、ともに泣き、笑い、行動を共にし困難を乗り越えた人たちの真実の声だけが会場内のすべての参加者の心にこだました。