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自国の原料に基づいて、リサイクルも積極的に/各地で生産活動、活性化

2021年02月15日 13:53 経済 共和国

地元原料で建材生産/平安北道

平安北道では地元の原料に基づいて建材の生産を推進している。3日発朝鮮中央通信が報じた。

昨年、道ではセメント色瓦とブロック、合成樹脂管、建具の生産工程などを備えた建材総合生産拠点を整え、建設および改修・現代化工事を力強く行うことのできる強固な物質的土台を築いた。

セメント色瓦の生産拠点では設備をフル稼働させるとともに、瓦の質を高める技術革新を推し進めており、合成樹脂管生産拠点では再資源化に依拠して各種合成樹脂管を量産している。

また、端材を利用するブロック生産拠点でも従来に比べて生産コストの低いブロックが生産されている。

各種建具と家具製品の生産でも成果が収められている。

道では自らの原料に基づく建材生産拠点をさらに多く建設する事業を年次別計画に沿って推進している。

廃木材で家具生産/羅先市

羅先家具工場では廃木材を有効活用し、さまざまな家具を生産している。

工場では製品のラインナップを増やす方法として、廃木材の有効利用に着目。ひと月の生産過程で出る廃木材の量と、製品別に必要な木材の量を正確に把握したうえで生産計画を立案、生産に着手した。

また、家具のデザインと質を改善するため工場の従業員全員でアイデアを出し合い、コンテストを開催して新商品を考案した。

工場では今後も廃木材を積極的に利用する方向で経営活動を展開するという。

羅先家具工場で生産した各種家具

医療機器生産が本格化/妙香山地区

昨年10月に改修、近代化工事が完了した妙香山医療機器工場では、各種医療機器の生産を本格化している。

同工場は、全工程がオートメ化、ストリームライン化され、生産と経営管理の科学化、情報化を高い水準で実現した近代的な医療機器生産工場で、朝鮮の医療機器工業の発展を促す拠点とされる。

昨年10月の竣工以来、同工場では生産者たちの技術・技能レベルを高めて各種医療機器の部品などを高いレベルで製作している。また、機器の組み立てにおいても、合理的な作業方法を取り入れ、生産を急いでいる。

妙香山医療機器工場

軽工業品生産を自力で/平安南道

平安南道の軽工業工場では自力で生産を活性化するためさまざまな活動に取り組んでいる。

平城合成皮革工場では原料の国産化を実現する技術革新を推進しており、リサイクルできる排出物を積極的に検討している。

順川製靴工場では塩化ビニールや可塑剤を節約する方法を編み出し、さらに廃ゴムを再利用する方法を模索している。

平城合成皮革工場

(朝鮮新報)

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