判決の意義、証言を未来へ/女性国際戦犯法廷20周年シンポ
2020年12月22日 16:00 歴史日本軍性奴隷制を裁いた2000年の女性国際戦犯法廷(以下、法廷)から20年を記念し、国際シンポジウムが12日、オンラインで開催された。日本軍性奴隷制を否定する言説が日本社会に蔓延する中、法廷に関わった関係者の報告や被害者の証言映像などから法廷の意義を振り返り、記憶を継承し、問題解決のため最後まで闘っていく意志を示した。
シンポは、実行委員会と「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)、日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)、日本軍「慰安婦」問題解決全国行動の3団体が共催した。