子どもたちに元気を!/姫路西青商会が西播初中に給食
2020年09月02日 11:21 民族教育兵庫県姫路西地域青商会が8月22日、西播初中の児童・生徒らに給食を振る舞った。
今回の給食は新型コロナの影響で休校措置が取られるなどさまざまな困難の中、同校の子どもたちに青商会の役員たちが元気を与えようという目的で初めて企画された。
給食のテーマは「究極の2択 ~焼肉丼VS焼鳥丼~」。子どもたちが焼肉丼と焼鳥丼からどちらか好きな方を自由に選ぶ形で行われた。2カ月前から学校には給食のポスターが張られ、子どもたちは当日を心待ちにしていた。
役員たちは子どもたちのために前日は深夜まで、当日は朝8時から給食の仕込みに汗を流した。総重量40㎏におよぶ牛肉と鶏肉を炭火で焼き、大量の白米を炊いて計250人分の給食を用意した。
この日、1学期の学期末試験を終えて給食をもらいに来た児童・生徒たちは「焼肉丼ください!」「ぼくは焼鳥丼をおかわりする!」と各自が選んだメニューを満面の笑みを浮かべながらほお張った。デザートにはアイスクリームも用意された。
給食を食べ終えた子どもたちは「とてもおいしかった!」「青商会のアボジたち、ありがとうございます!」と感想を話し、青商会に感謝の言葉を述べた。
姫路西地域青商会の金直樹会長は「学校と子どもたちを思う青商会メンバーの熱い気持ちと同胞らの手助けにより初の給食を成功させることができた」とし「おいしいと笑顔をみせる子どもたちの姿に元気をもらった。これからも青商会の活動を通じて子どもたちや同胞社会に力を与えていきたい」と話した。
【姫路西地域青商会】