担当医師の1日を追う/午前は来院治療、午後は往診
2020年09月29日 14:16 共和国医師担当区域制の担当医師たちの日課は、午前は来院治療、午後は往診となっている。平壌の大同江区域東紋総合診療所のオ・ガンホ医師(42)の1日を追った。
「消化不良のようで、針治療を受けたくて来ました」
ある日の午前、来院患者の治療からオ医師の1日は始まった。正確な診断と素早く効果的な治療で定評のあるオ医師。診療所に配置されてからまだ間もないオ医師が、住民の間で絶大な信頼を集めるわけは、前任の医師から引き継ぎを受けた後、何よりもまず、自分が担当する住民たちの健康状態の把握に努めたためだ。