朝鮮で引き続き対策強化/新型コロナウイルス
2020年09月07日 13:31 共和国台風による汚染に対処
朝鮮各地で、徹底した新型コロナウイルス感染症防止策が引き続き講じられている。
国家的な非常防疫対策の長期化に伴い、中央非常防疫部門では、国家非常防疫態勢を点検して防疫事業をさらに改善、強化し、防疫の手段と体系、規定を絶えず修正、補完する活動を推し進めている。
国境沿線と軍事境界線、海岸沿線を厳重に遮断、封鎖する強力な措置が取られ、防疫活動における非正常な現象を根本的に終息させる活動が展開されている。
道・市・郡の境界点と機関所在地の入り口をはじめ主要地点に展開された防疫所のメンバーの任務を明確に規定し、流動人員と輸送手段の検査と診察、消毒を、いっそう責任を持って行うよう教育を強化している。
活動家と労働者、住民が防疫の規定と秩序を厳格に順守するように宣伝活動も強化している。
各地の非常防疫部門では、災害の恐れがある気象の影響を回避する活動で疫学的要求をしっかり守り、自前で生産する消毒液の検定と井戸、泉などの水質検査をさらに責任を持って行うよう把握、統制を強化している。
7月末から続く大雨と台風の影響による危険を除去するための活動も展開されている。
台風と大雨の影響で汚染源と危険性が増大したことに合わせて、水に流されてきたり、風に飛ばされてきた物品を防疫規定に厳格に準じて処理するよう努めている。
また、汚染水が蓄積した地域の住民に対する検疫、検温、住民地区の消毒も強化してる。
集団生活を行う人々に対する医学的監視を随時、行うとともに寝室、炊事場、洗面・浴場などの消毒回数を増やし、手の消毒をよく行って、感染症拡大のささいな要素も現れないようにしている。
(朝鮮新報)