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「ハギハッキョ」に携わって/教員たちの声

2020年08月27日 16:05 民族教育

東京第5初中で22日、23日にかけて同校と学区支部が主催した「おうちでハギハッキョ2020」が行われた。実行委および当日の講師として携わった教員たちの声を紹介する。(まとめ・韓賢珠)

実行委メンバーでの記念写真(提供=同実行委)

金紗耶教員(22)

保護者や地域の協力があり無事に終えられたことに、感謝の思いと学校に向けた地域の愛情を感じた。参加した子どもたちをはじめ、「ハギハッキョ」の対象は同胞社会にとって貴重な存在。その子たちにとって第5ハッキョが身近な存在になるように努めていきたい。

金宗弘教員(28)

経験の少ない若手の教員たちを中心に行われたが、若さの力で学校を発展させることができるかもしれないと常に思い、この期間準備に取り組んできた。保護者世代ではないため、不安はあったが、子どもたちの反応を見て、少しはニーズに応えることができたのではないかと思う。コロナ禍の中、「ハギハッキョ」を行えるかと言う不安はあったが、待っている同胞がいるということを切に感じた。民族の心、言葉を早い段階から育むことができる重要なイベントだと再確認した。

高英載教員(28)

当日は、画面越しにでも子どもたちが楽しんでいる様子が伺えて、隣で子どもを手伝いながら自然と顔が綻ぶ保護者たちの姿から手応えを感じたと共に、短い準備期間の中でもしっかりと積み上げたことが、同胞たちの喜びに直結したことに達成感を感じた。ウリハッキョを守り発展させていくためには、ウリハッキョがどんな場所か、どんな教員が働き、どんな生徒が育ち、どんなコミュニティの中で、いかなる発展を遂げていくのかを知ってもらう必要がある。どうしても目の前の学生をしっかりと育てることだけに集中してしまうが、こういったイベントを通してウリハッキョ、ウリトンポについて地域同胞に発信していくことはとても有意義で価値のある試みだと思った。

「ウリ」を知る「ハギハッキョ」/東京第5初中で(詳報)

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