公式アカウント

朝鮮日本軍性奴隷・強制連行被害者問題対策委代弁人/日本敗戦75年に際して声明

2020年08月17日 17:44 共和国

“誠意ある謝罪、賠償を”

朝鮮日本軍性奴隷・強制連行被害者問題対策委員会(朝対委)の代弁人は、日本の敗戦75年を迎えて15日、声明を発表し、日本政府の誠意ある謝罪および賠償を求めた。

声明は、「朝鮮人民は日本がかたくなに清算を回避している過去の犯罪行為についてはっきり記憶している」としながら、「日本は敗戦後、こんにちに至るまで過去清算はもとより在日朝鮮人に対する差別と迫害、朝鮮に対する敵対政策の実施でわが人民の対日敵愾心だけを激昂させてきた」と主張した。

そのうえで声明は、第1に、「日本当局は朝鮮人民に働いた反人倫的犯罪行為に対する国家的責任を痛切に自覚し、これ以上、遅れる前に心から謝罪して誠意をもって賠償すべきだ」と指摘。日本軍性奴隷制、朝鮮人強制連行をはじめ、日本帝国主義が朝鮮人民に働いた数々の反人倫的犯罪行為は当時、個別の軍人や官吏の意思によって強行されたのではなく、「大日本帝国」の国家権力によって計画され、実行された極悪な朝鮮民族抹殺政策の所産であると強調した。

声明は第2に、「日本当局は卑劣な歴史歪曲行為を直ちに中止し、他国の領土を求めて『大東亜共栄圏』の昔の夢を復活させようと無分別に振る舞ってはならない」と主張した。

声明は、日本が朝鮮人民に働いたすべての反人倫的犯罪行為を最後まで追跡、調査して歴史に記し、日本政府が朝鮮人民に心から謝罪し、賠償する時まで、日本の過去清算を求める運動をいっそう果敢に繰り広げていくと表明した。

(朝鮮新報)

Facebook にシェア
LINEで送る