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〈金正恩委員長の活動・2020年7月〉7.27の伝統継承を強調

2020年08月01日 11:55 共和国 政治

戦勝67周年迎え

祖国解放戦争(朝鮮戦争)勝利(1953年7月27日)67周年を迎えた7月、平壌では各種の祝賀行事で戦勝を盛大に記念した。金正恩委員長は27日に開催された第6回全国老兵大会で祝賀演説を行い、老兵世代の偉勲を称え、その闘争精神を後世にしっかりと伝えていくことを強調した。

全国老兵大会で演説する金正恩委員長(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

全国老兵大会で演説

各地の朝鮮戦争参戦老兵を平壌に招待して行われる全国老兵大会は、戦勝の歴史と伝統を継承し、社会主義強国建設を完成させる信念と意志を内外に示す契機となっている。

1993年、金日成主席と金正日総書記の参席の下で行われた戦勝40周年に際した全国老兵大会にはじまり、2012年の第2回大会以降は2、3年に一度のペースで開催されている。

朝鮮では朝鮮戦争の停戦協定が締結された日を、建国間もない朝鮮が世界「最強」を自称する米帝国主義を打ち負かした歴史的な戦勝記念日と位置づけて、この日を記念する祝賀行事を開催してきた。

金正恩時代に入ってからは毎年、戦勝をいっそう盛大に記念することが伝統化された。戦勝60周年を迎えた13年には戦勝記念館が、15年には信川博物館がリニューアルされた。委員長は戦勝に際して行われる老兵大会で祝賀演説(15年の第4回、20年の第6回)や行事参加者らと記念撮影を行うなど老兵世代への敬意を自ら示してきた。

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