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C1化学工業対象建設に拍車/来年の試運転を目標に

2020年07月10日 13:32 経済

朝鮮労働党中央委員会第7期第13回政治局会議で化学工業発展のための課題が提示されてから数日後の6月26日、労働新聞は平安南道順川地区でC1化学工業創設のための対象建設を行う現場指揮部幹部のインタビューを掲載。工事の推進状況と展望について伝えた。

チョン・チョルヒョン施行分科長によると、現在進行中の建設が完了すれば、朝鮮に無尽蔵な石炭でC1化学工業の基本原料の一つであるメタノールを生産できるようになり、経済発展と人民生活の向上に切実に必要な各種の化学製品を生産することができる基盤が作られる。

化学建設連合企業所、順川化学連合企業所、泰川水力発電建設事業所などが工事に携わっており、45の対象の産業構造骨組みと生活区域の建物の建築工事が進んだ。94種195台の設備と装置物が設置され、膨大な量の土地整理と道路建設、園林緑化事業も行われた。現在、7つの対象建築工事を本格的に押し進めている。

同紙によれば、延べ建築面積が数万平方メートルに達するメタノール生産工程は、基本的な生産区域と補助生産区域、教育および生活区域に分けて建設される。基本生産区域には、原料の製造からメタノールの生産と貯蔵に至るまでの全過程が、自動化、ライン化された近代的な生産工程が入る。

現場指揮部では、翌年からは設備の組立てと試運転に入ることを目標に掲げているという。

(朝鮮新報)

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