漁郎川4号発電所が完成/大規模発電所完工に展望
2020年07月14日 19:29 経済 共和国11日発朝鮮中央通信によれば、漁郎川4号発電所が完成した。
咸鏡北道で建設が進む漁郎川発電所は、上流のダム式発電所(3、4号)とその下部にある八郷ダム、下流の水路式発電所(1、2、5号)から成る階段式発電所だ。総発電能力は13万4千キロワット規模となる。八郷ダムと1、2、5号の水路式発電所はすでに完工しており、今回4号発電所が完成したことで、「大規模な水力発電拠点である漁郎川発電所の建設を期日内に終えられる確固たる保証がもたらされた」と同通信は伝えた。
漁郎川4号発電所の建設において咸鏡北道では、漁郎川上流のチャンポダムと水路トンネル、統合電力管理システムが構築された発電室を完工したほか、漁郎川渓谷に現代的な住宅を建設し、発電室の周辺を整備しチャンポ地区を一新させたと同通信は伝えている。
現在は、最後の建設対象である3号発電所の建設工事が推進されている。中でも建設の要である広德ダムの建設は、朝鮮労働党創建75周年を迎える10月10日を完工目標に据えて急ピッチで進められている。
(朝鮮新報)