苦しいときも一貫した姿勢で／兵庫・須磨垂水地域青商会、地域と学校のため奮闘

兵庫県青商会の朴晶久会長（右）とともに西神戸初級を訪ね、マスクを贈る呉淑明会長（左、写真は須磨垂水青商会提供）

新型コロナウイルスの感染拡大により多くの困難が訪れる中、兵庫・須磨垂水地域青商会が地域同胞やウリハッキョに通う子どもたちへの積極的な支援を行った。「苦しいときも地域とウリハッキョのために」―活動の原動力は、コロナ禍でも変わらない役員らの一貫した思いだった。

「青商会にできることを」

「ウリ民族フォーラム2018 in 兵庫」を機に「BECAUSEプロジェクト」やドキュメンタリー映画「ニジノキセキ」制作など、民族教育支援事業を中心に大きな成果を上げている兵庫県青商会。須磨垂水青商会でも昨年9月に行われた在日本朝鮮青年商工会第23回定期総会で優秀地域青商会賞を受賞するなど、その活動が高く評価された。