朝鮮人強制連行被害者・遺族協会代弁人が談話/東京大空襲75周年に際して
2020年03月10日 10:46 共和国すべての遺骨を探し、謝罪と賠償を
朝鮮の朝鮮人強制連行被害者・遺族協会の代弁人は、東京大空襲から75周年を迎え、10日、談話を発表した。
談話は、武力で朝鮮の国権を強奪した日帝が、日中戦争勃発以後、840万人余りに及ぶ朝鮮人を強制的に連行したと指摘。1945年3月10日の米軍の無差別な爆撃によって、強制連行被害者1万人余りが無残に殺され、数万人が負傷する大惨事が招かれたとし、「これは全的に、日帝の朝鮮に対する軍事的占領と朝鮮人強制連行に起因するもので、いくら歳月が流れて世代が交代しても日帝の反人倫的犯罪を絶対に忘れられない」と強調した。
談話は、日本の敗戦から75年が経つ中、日本政府は強制連行犠牲者の身元を確認し、遺骨を探し朝鮮に送還するどころか、むしろ自国民の被害についてのみ言い立てながら、朝鮮人犠牲者の被害については縮小、隠蔽するために術策を弄していると暴露。強制連行犠牲者の遺骨を家族に知らせずむやみに処理し、亡父の遺骨を探そうとする遺族の道を卑劣な方法で阻んでいると非難した。
また朝鮮人強制連行犠牲者追悼碑をなくそうする