朝鮮の医学者らが入選、世界最優秀コンクールで
2020年03月27日 17:22 朝鮮半島 共和国消化器内科学の研究成果を発表
朝鮮の医学者らが、2019年の医学分野における世界最優秀コンクールで入選する快挙を達成した。
同コンクールは、基準・順位選定の国際証書および認証機関の地域機関であるインドのNGO団体が主催する国際大会。世界レベルで最も優秀な学者を選定することを目的に、物理学、ナノテクノロジー、材料科学、心理学、医学をはじめ多岐にわたる学問を網羅して毎年、開催されている。
入選したのは、平壌医学大学病院・消化器内科学講座のチョン・ナムフン課長(56)とキム・ヘソン教員(32)。共同執筆した論文「内視鏡のForrest分類とローカル点数を適用した非静脈瘤性上部腸管出血の予後予測」は、上部消化管出血の際の先進的な診断方法と数値化された基準を新たに確立したことで、世界的レベルの価値ある医学研究成果として評価された。昨年のコンクールで審議された90余の国・地域の5600余件の提案の中から最終選定された。