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平壌市でマスク生産の緊急対策/新型コロナウイルス

2020年02月06日 13:16 共和国

労働新聞5日付によると、平壌市被服工業管理局では新型コロナウイルスの感染防止のため、マスク生産の緊急対策を講じている。平壌被服工場、万景台被服工場、兄弟山被服工場ではマスク生産のための緊急対策を講じたほか、江東被服工場、寺洞被服工場などでも合理的な加工方法を積極的に取り入れ、設備をフル稼働させることで、連日数万個のマスクを生産している。

平壌市被服工業管理局・被服技術準備所で(労働新聞)

これに先立ち、同紙1日付は、「病の症状と危険性、予防対策」と題した記事で、予防対策として、部屋の換気や免疫力の強化、マスクの着用やアルコール消毒などを推奨している。同紙4日付は、衛生宣伝キャンペーンが積極的に行われる中、部屋の換気や手洗い、マスクを意識的に着用するなど、住民たちの感染予防への意識が高まったことを紹介した。

一方、同紙4日付によると、朝鮮の中央と地方に非常防疫指揮部が設立され、検疫、衛生宣伝、検閲などの各分科を内閣事務局、保健省、農業省、商業省など中央機関の責任幹部で新たに補強した。

また、地方の党委員会は各機関や個人が国家的な緊急措置に従って行動するよう強い規律を立てて統制を強めており、全国的に3万人以上の保健関係者が動員されて衛生宣伝と検診を行っている。

(朝鮮新報)

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