金丸信吾さんに聞く/“訪朝は日朝友好の道筋” “国交正常化、泥かぶる覚悟で”
2019年10月03日 18:38 共和国故金丸信副首相生誕105周年に際した訪朝団(14~19日)を団長として率いた金丸信吾さんに、訪朝に込めた思いや今後の朝・日関係について聞いた。(まとめ・金宥羅)
―訪朝の経緯について。
金丸信生誕105周年を記念して、日朝の友好親善を進めるべく企画した。第一のコンセプトは「百聞は一見に如かず」。日本人にとって、朝鮮=拉致というイメージが先行し、行ったこともない朝鮮に対して、拒絶反応が強い。できるだけ多くの人に先入観なしに朝鮮を知ってほしいという思いで、初訪朝者を多く募ったところ、参加者61人中43人が初めて朝鮮を訪問する運びとなった。