本紙特派員が行く、平壌おすすめグルメスポット
2019年09月04日 09:56 共和国平壌市民と和気あいあい/老舗の味から最新施設まで
【平壌発=金宥羅、金淑美】建設ラッシュに沸く平壌。発展するのは街並みだけにあらず。太陽節料理祝典をはじめとした各種料理コンテストが行われ、食文化も日々発展を遂げている。レストランのクオリティもサービスも右肩上がりだ。老舗から最新の施設まで、おすすめのグルメスポットを紹介する。
7種のビールとパンが人気/万寿橋清涼飲料店
普通江のほとりにある万寿橋清涼飲料店は、7種類の大同江ビールと9種類の自家製パンを楽しめる専門店だ。店内は、立ち飲みビアホール、パンなどの軽食を楽しめるイートインスペース、カフェバーに分かれている。
取材で訪れたのは金曜日の夕方。入口にはさっそくビール好きの市民らが列をなしていた。
いざ、ビアホールへ。夏本番ということもあり店内は大盛況だ。
同店では、麦と米の配合の割合によって1番から7番まで、それぞれ味わいが異なる大同江ビールをジョッキで提供している。好みの番号を伝えると、サーバーから注ぎたてのビールが運ばれる。小麦粉を揚げた「ビール菓子」やスルメをつまみに、景気よくビールをのどに流し込む人々の表情を見ているだけで、こちらも酔いが回ってくるようだ。