米国務長官の発言を非難/崔善姫第1次官が談話
2019年09月03日 13:45 共和国“朝米実務交渉開催、困難に”
朝鮮外務省の崔善姫第1次官は8月31日、ポンペオ米国務長官が「北朝鮮の不良行動が看過できないということを認識した」(同月27日)と発言したことを批判した。朝鮮中央通信が伝えた。
第1次官は、米国務長官の今回の発言は「度を越えた」とし、「予定されている朝米実務交渉の開催をより困難にした」と指摘。「米国との対話に対する期待はますます薄れており、われわれをして今までの全ての措置を再検討しなければならない状況へ進ませている」と警告した。
第1次官は、「米国の外交首長がこのような無謀な発言をした背景が非常に気がかり」「どんな意図を持っているのか見守る」としたうえで、「米国はわれわれに言い掛かりをつける発言でわれわれの忍耐心をこれ以上、試そうとしないほうが良い」と牽制した。
(朝鮮新報)