千葉ハッキョの会が4回目の訪朝

白頭山に初登頂　日朝友好の志新たに

【平壌発＝金宥羅】千葉朝鮮学校を支える県民ネットワーク（千葉ハッキョの会）訪朝団が1～8日、朝鮮を訪問した。2016年の初訪朝から4回目となる今回は8人のメンバーが参加。滞在期間、チュチェ思想塔や朝鮮劇映画撮影所オープンセット街など平壌市内の各所を回ったほか、南浦市や開城市、白頭山など地方にも足を延ばすなど、盛りだくさんの訪朝となった。

白頭山の天池で

16年から4年連続で訪朝団に参加している佐野通夫さん（65、こども教育宝仙大学教授）いわく、千葉ハッキョの会では「朝鮮学校の教育を真に理解するためには、朝鮮を知ることが大事」との思いから、毎年、初訪朝者を募っている。今回も、8人中4人が初めて朝鮮を訪れた。リピーターも多いため、訪朝時のコースも毎年異なる。「来るたびに、朝鮮の新しい変化や発展を知ることも訪朝の楽しみ」（佐野さん）だという。