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急ピッチで温泉観光地区建設/平安南道陽徳郡、公共施設の骨組み全て完了

2019年07月10日 09:00 共和国

平安南道陽徳郡の温泉観光地区の建設が急ピッチで進んでいる。

同地区は、療養区画、休養区画、総合サービス区画、旅館区画に分けられ、建設は各所で同時に行われている。

9日発朝鮮中央通信によると、数千世帯の住宅と数百棟の公共施設の骨組み工事が全部終わった。

軍人建設者たちは、建設機械手段を総動員して工事の速度を高め、療養棟、治療棟、休養棟など大きな建物の骨組み工事を完成した。

全国各地から来た建設者たちも、基礎掘削工事を短期間に終えて基本工事に入り、住宅と公共施設の骨組み工事を終えた。建設者たちは、壁塗り作業と屋根工事などを立体的に行っている。

また、1日発朝鮮中央通信は、同地区の緑化事業を積極的に推し進め、今年に入っておよそ100ヘクタールの山林に30余万本の松とチョウセンゴヨウを植えた。

同地区は温泉の湧出量が多い地域で、温泉はさまざまな疾病の治療に効果がある。

金正恩委員長は昨年8月17日と11月1日(朝鮮中央通信報道)に同地区を現地指導し、総合的な療養および文化休養地を立派に開発することを指示。今年4月6日にも同地を訪れ、温泉観光地区の周辺にスキー場を建設する計画を提示し、利用者が昼にはスキーを、夕方には温泉を楽しめるようにしようと述べ、具体的な課題と方向を示した。

すでに、最後の現地指導から70日の間に、多くの建物の骨組み工事が終わり、スキー走路も形成された。また、同地区への道路、鉄道建設も押し進められている。

労働新聞6月17日付は、個々の建設場の具体的な進ちょく具合について報じながら、建設者の高揚した熱意によって、工事の成果が引き続き拡大していると報道した。

(朝鮮新報)

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