多様なエネルギー資源を開発・利用/10余万kWの発電能力を造成
2019年06月29日 09:00 共和国朝鮮の各地で太陽光と風力など多様なエネルギー資源を開発・利用するための活動が推し進められている。6月28日発朝鮮中央通信によれば、全国的に10余万キロワットの発電能力が造成されたという。
平壌市では、日照率が高く、高層ビルが多い条件を利用して太陽光発電システムを整える活動を進めている。
現在、多くの機関や企業、家庭などでソーラーパネルで発電した電力を、生産と経営活動、生活に利用している。
また各地域では、地域の条件と実情に合わせて動力問題、エネルギー問題を解決するための活動に取り組んでいる。
平安北道の送・配電部と黄海南道殷栗郡では、風力、太陽光を利用して電気を生産できる自然エネルギー発電所を建設。黄海北道では太陽光発電能力の造成を優先的に推し進める一方、道の実情に即した物質による発電技術の完成に力を入れている。平安南道の複数の工場、企業では石炭ガス化による発電システムを運営している。羅先市では太陽光と水力資源を利用する分散型発電システムを拡大導入し、電力生産を正常化するために努めている。
(朝鮮新報)